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「ねんきん定期便」100%活用術

毎年注意してみなかった「ねんきん定期便」だが、実は役に立つらしい。

社   長 :  今年の「ねんきん定期便」で案内していた「ねんきんネット」のサイトは見てみましたか?
総務部長 :  はい、年金額を試算するページなど、意外と良くできています。確定拠出年金の継続教育にも使えるかもしれません。
社   長 :  働き方や給料、自分のライフスタイルを選びながら老後の年金額がシミュレーションできるみたいですね。
総務部長 :  はい、年金を増やすためには、給料が上げるか、長く働くしかないということがよくわかります。大いに考えさせられました。当たり前のことですが、私たち自身が会社から必要とされる人材にならなければいけないんです。そうすれば給料は上がるでしょうし、自分が希望する年齢まで働かせてもらえます。
社   長 :  部長、いいところに気付きましたね(笑)。では、次回の確定拠出年金の継続教育では、ねんきん定期便とねんきんネットを使ってみましょう。
総務部長 :  年金教育がキッカケになって、社員の意識も変わるかもしれませんので、楽しみです。
1.ねんきん定期便について
「ねんきん定期便」は、国民年金、厚生年金の被保険者に対して、保険料納付実績や年金の見込み額など、年金に関する個人情報を通知、確認するために、平成21年4月から始まり、毎年誕生月に送付されている。
平成23年4月からは、インターネットにより年金情報を確認できる「ねんきんネット」も提供するようになった。
「ねんきんネット」では、最新の年金記録が確認でき、かつ、未加入や標準報酬月額の異常があれば注意を促す仕組みとなっているなど、正しい年金記録を維持管理する上で、貴重なサービスを提供している。
さらに、同年10月からは一人ひとりの人生設計に合わせて年金額が試算できる機能も追加された。一般人にとっては少々使い勝手が悪い作りとはなっているが、ライフプランと年金の関係を考える上で、優れたサービスであり、今後の改善が期待される。
いずれにせよ、自分の老後を国や会社任せにできない現役世代なら、「ねんきん定期便」から得られる情報を積極的に活用し、老後の生活設計に役立てることが大切である。
2.「ねんきん定期便」が提供してくれる三つの情報
「ねんきん定期便」が提供している情報には次の三つがある。
①公的年金の見込み額がわかる
⇒老後の生活設計に役立つ
②いざという時の遺族年金額がわかる
⇒民間の生命保険の加入に際し、適正な保障額がわかる
③病気・ケガで働けなくなった時の傷病手当金(厚生年金被保険者)の給付額がわかる
⇒民間の医療保険の加入に際し、適正な保障額がわかる
3.ねんきん定期便の具体的活用法
①老後の年金見込み額
50歳以上向けには、現状の給与が60歳まで続くと仮定した年金見込み額が記載されている。50歳未満向けでは、今までの加入記録から計算される年金見込み額の記載だけなので、この先の加入条件(加入月数、平均標準報酬月額)を予想して、自分で年金見込み額を計算しなければならない。年金見込み額がわかれば、退職までに自分で準備が必要な老後資金が把握できる。
<事例1>年金見込み額:月額20万円(65歳受給開始)、退職年齢:60歳、老後期間:30年、老後の希望生活費:月額25万円の場合
老後必要資金=老後の希望生活費-年金見込み額※1
=25万円×12ヵ月×30年-20万円×12ヵ月×25年=3000万円

②遺族年金の計算方法
遺族年金は遺族基礎年金と遺族厚生年金からなるが、遺族基礎年金は子(18歳未満等)の人数に応じた定額制で、遺族厚生年金は老齢厚生年金の4分の3である。なお、加入月数が300月に満たない場合は、300月に換算して計算する。
<事例2> 子(18歳未満等):1人、老齢厚生年金の見込み額:299,400円、加入月数:119月(300月未満)の場合
遺族基礎年金:1,015,900円
遺族厚生年金=299,400円×3/4×300月/119月=556,600円 
遺族年金合計=1,572,500円となり、月額13万円程度が受取れるので、生活費が25万円必要なら、月額12万円(25万円-13万円)分の生命保険に加入すれば合理的である。

③傷病手当金の計算方法
標準報酬月額の最近の月別状況(13カ月分)が記載されているので、直近9月の標準報酬月額を確認し、その額を30日で割ると標準報酬日額が決まり、傷病手当金※2はその3分の2に相当する。
<事例3>標準報酬月額:440,000円、7日間継続して休んだ場合
傷病手当金=14,667円(44万円÷30)×2/3×4日【7日-3日(待機期間)】=39,112円
※1:夫婦の場合、二人の年金見込み額を合算する。
※2:傷病手当金は、会社を休んだ日が連続して3日間(待機期間という)あったうえで、4日目以降、休んだ日に対して支給される。

※POINT

  • 「ねんきん定期便」は、老後の年金見込み額だけでなく、遺族年金、傷病手当金などの貴重な情報も提供してくれる。
  • 老後に必要な資金は、希望生活費と年金見込み額から算出できる。
  • 「ねんきん定期便」で遺族年金や傷病手当金がわかるようになれば、民間の生命保険の無駄を削減し、浮いた保険料で老後の資金計画にも役立てることができる。

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